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また一作 2019

この苔、寒さにめげず見るからに元気で逞しいです。

この苔のように、野菜にも本来備わっている育つ力を邪魔しないよう見守り、環境を整えることが自分の役目だと思っています。

ただ、大きく、美味しく育って欲しいと肥料などは与えます。野菜が健全に育つ環境作りに役立つよう、農薬は使用しませんし、散布する肥料は有機質のもの、天然由来のものを使います。

今年もまた一作、野菜と共に…。

栽培のモットーは“医食同源”と“身土不二”言う考え方にあります。バランスの良い美味しい食事に、もっと野菜を取り入れてその豊富な栄養素で体の調子を整えましょう。その中でも太陽をたっぷり浴びて育つ地元の旬の野菜が特にお勧めです。

特長的なのは第6の栄養素といわれる食物繊維やビタミン・ミネラル、そして生野菜の持つ酵素などが摂取できる点です。

 

以上のような観点から圃場の栽培計画を立てることにします。

 

今年の最大の目標は「ニンニク栽培量の倍増」です。

販路の当ても無く、加工品づくりの環境整備も手付かずのままで無謀にも昨年4畝、4,900株を植えています。この収穫が5月下旬から6月上旬予定ですので、植え付け時期の9月下旬迄にどれだけ販売できたか、その結果で最終判断することになると思います。

 

続く目標は「直売所出荷むけ多品種少量栽培作目の通年出荷」です。

限りある圃場面積=約300平方メートルの中で実現するのはなかなかハードルが高いことだと思います。

いつも畑では何らかの野菜が育ち、収穫できる、そんな栽培ができればと思います。

 

取り敢えずは栽培したい作目をリストアップしました。栽培カレンダーに落とし込み、圃場に割り当ててみたいと思います。

 

2019年の栽培予定品目

果菜類

ウリ科 …カボチャ・スイカ

ナス科 …トマト、ピーマン

マメ科 エンドウ・ソラマメ・ササゲ・ラッカセイ

バラ科 イチゴ

アオイ科 …オクラ

 

葉菜類

アブラナ科 ブロッコリー・コマツナ・キャベツ

アカザ科 ホウレンソウ

キク科 シュンギク

ユリ科 …ニンニク・タマネギ

シソ科 バジル、エゴマ

シナノキ科 …モロヘイヤ

セリ科 …パセリ

 

根菜類

アブラナ科 ダイコン・二十日ダイコン・カブ

セリ科 ニンジン

キク科 ゴボウ、キクイモ

ナス科 ジャガイモ

サトイモ科 サトイモ

ヒルガオ科 サツマイモ

アカザ科 ビーツ

ショウガ科 …ショウガ

 

合計32品目

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