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4月の畑

今日で平成が終わります。

2009年に兵庫県南あわじ市で露地での野菜の栽培を始めて丸10年。今は山口県阿東徳佐に圃場を移し、

心機一転、栽培を開始したばかりです。

 

それでは、4月の畑の状況をご紹介して行きます。

先ずはニンニクです。

昨年9月に鱗片を植え付けて7カ月が経過しました。概ね順調に生育を続け、芽が出かかってきました。来月下旬から6月上旬での収穫を目指しています。

タマネギです。

昨年9月に育苗畝に播種。11月に本圃に定植しました。しかし、全体に生育が順調ではなく、特に写真向かって左畝の茎葉が伸びていません。3月に止め肥を施用していますのでこれ以上の追肥はできず、見守るしかありません。土作りに課題があったのではないかと思っています。

6月上旬での収穫を目指しています。

 

ラッキョウです。

と言っても、草ぼうぼうの中にあり見分けがつきません。昨年8月に定植した「はなっこリー」の間作として同時に植え付け、この栽培終了後は放任していました。この後、除草し6月の収穫時期を待ちます。

キクイモです。

昨年12月に土作りとして土を柔らかくするために籾殻燻炭と籾殻さらに牛糞堆肥を散布し耕耘しました。

3月に種芋を植え付けし、今月21日に発芽が始まりました。11月の収穫を目指しています。

ただ、畑は前と同じ場所で、連作となります。

ジャガイモです。

キタアカリとメークインを2月下旬に植え付け。芽欠きで2本立ちとしました。この後蕾がつき始めたら2回目の追肥をし5月下旬の収穫を目指しています。

中央右の畝には手前からミズナ、小ネギ、キクナ、ダイコン、ハツカダイコンを播種し生育中。

 

中央左の畝には奥にニンジンが生育中です。

 

白く見えているのは牡蠣殻石灰を散布したためです。昨年11月に土作りをしpHを6前後にして栽培を開始しましたが、半年経過後に測定してみると5〜6と酸性に傾いてきたので空き畝及び株間にも散布しました。空き畝には元肥も入れています。

キャベツです。

昨年10月末にセルトレイに播種・育苗したものを3月に定植。生育中です。

この後、少し遅いかもしれませんが防虫ネットを掛け蝶々の飛来を少しでも防ぎたいと思います。

来月下旬から6月上旬での収穫を目指しています。

長ネギです。

昨年10月末にセルトレイに播種・育苗。さらに2月中旬この畝に植え替えての育苗を継続中です。本圃定植は茎の直径が1cm程度になった時で、そろそろかなと思います。

この栽培は初めてのトライで、セルトレイでの育苗期間が約4カ月の長期にわたり追肥の要領が分からず、寒い戸外の軒下で越冬させたせいか、植え替えるための苗づくりがうまく進められませんでした。ただ、ネギは寒さに強いということは実感しました。

いよいよ気温も上昇し、安定してきます。カボチャ、ピーマン、トマト、ウリなどの苗が定植の時期を迎えたり、育って行きます。更に、直播きでの栽培もどんどん進められます。

新しい年「令和」に向け、畑が野菜で溢れ、豊かな実りがおすそ分けできる様になることを楽しみにして、栽培に精を出して行きたいと思います。

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