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5月の畑

今月、畑の方では少し遅い“春の嵐”で事故発生です。

5月20日、台風並みの強風に煽られ管理機の保管小屋が根こそぎ吹き飛ばされました。

昨年2月には観測史上最低の気温、マイナス16度を体験。今年は雨が不足し近くを流れる阿武川は渇水状況が続いています。そこにこの台風並みの強風。地面に固定した杭5本はいとも簡単に剥がされました。初体験毎に徳佐を知り、馴染んでゆくのだと思います。

ニンニク畝の端に屋根から落とされています。バク転に失敗し頭から着地してしまった格好です。

幸い、飛ばされ方が良く?管理機2台には被害なし、小屋の構造にも影響なしでした。

今後の台風対策も含め、復旧にあたっては地面への固定を徹底しました。直線杭通常ロープに加え、4本の螺旋杭に金属ワイヤーを渡し屋根から二重に押さえつけ、従来の木杭でのビス固定も2カ所入れました。さて、どうなりますか。

ところで、今月1日に定植したカボチャが大きく成長を始め、もう花をつけました。しかし、雄花はまだ咲きませんので受粉のチャンスは今後になります。

親蔓も伸び始め5葉を残し摘芯もしました。

種を播きました。

オクラ、トウモロコシ、ラッカセイです。

 どれも、これまで栽培の経験はほとんどなく、特にトウモロコシはアワノメイガという手強い虫がいて、葉や穂がボロボロにされた苦い経験があります。

育苗中であった苗を、トマトの1番花と蕾が出てきたので、一斉に植えつけました。

小玉スイカ、ピーマン、キュウリ、マクワウリ、バジル、アスパラガスです。

中でもアスパラガスは今から2年後まで、株の充実を図ることができれば収穫が始められる、という野菜ですので気長に取り組むことにします。

また、長ネギも再度移植し、ここで収穫まで育てます。

いよいよニンニクの収穫を始めました。

淡路島では6月になってからの収穫でしたが、こちらでは5月末での収穫と少し早くなりました。準寒冷地なので、遅くなると思っていましたが???。

間も無く梅雨入りです。晴れた日に、できるだけ早く終えたいと思います。

ただ、収穫したものの多くで、分球が少なく、鱗片数2片となっています。雨量が少なかったことでストレスを受けたためか?暖地向き品種のためか?よく分かりません。

五月は寒さの厳しい地域でも、連休が明ければ遅霜の心配もなくなり、栽培が本格化します。

ニンニクに続きジャガイモもタマネギもこれから収穫します。その開いた畝ではサツマイモをはじめビーツやニンジン、二十日ダイコンなど根菜を中心にレタスなども考えています。

この土地にあった品目を探しながら、試しながら進めて行きたいと思います。