6月の畑

今年も半分経過しました。つくづく月日の経つのは早いもんだなと思います。

さて、6月は畑の野菜が花を咲かせ、実を結ぶ月。そして、梅雨を迎え、畑の水はけが悪いと野菜の生育に悪影響を与えることが心配になります。

それでは沖長澤の畑からご覧いただきましょう。写真右からカボチャ、その奥にマクワウリ、ラッカセイを植えています。その左にサツマイモ。

続いてキュウリ、ピーマン、小玉スイカ。(この写真は上の写真の反対側から撮ったものです。)

キュウリは節なり品種でコンパクトに上に上に誘引してゆきます。

スイカは最初の計画では支柱を立て空中栽培にする予定でしたが畝の長さを活かして地這いで育てることにしました。

 

この次の畝はオクラ、トウモロコシ…

トマト、その奥にまたトウモロコシです。

トマトはミニと中玉品種を植えています。上部に横に支柱を渡し、トマトの枝を麻ひもで誘引して、くくりつけています。

トウモロコシは種類の違うものを同じ畝に植えるため、5月15日と6月20日の播種にし、開花・受粉時期を完全に分ける方法をとりました。

この下の畝は2回目の土寄せが終わった長ネギと6/26に播種したばかりの丹波黒大粒大豆です。

残りの畝には少しのニンジンと栽培の終わったキャベツそして育苗中のアスパラガスがあります。

更に、堆肥置き場の端っこ、JR山口線沿いにはヒマワリを植えてみました。SLからの車窓風景に花を添えたいとの思いと、タネを取って油を絞ってみたいと思ったからです。来月香川県まんのう町の「ひまわりまつり」を訪ね、搾油の見学もできればと思っています。

こちらは河屋久保(上段)の畑。

ニンニクとタマネギを栽培した畑です。それぞれ6月2日と13日に収穫を完了し、ご覧の通り9月にニンニクを植えるまでの後作を思案しているところです。

現在ニンニクはコンテナに入れサーキュレーターで風を当て、タマネギは軒下に吊るして共に乾燥中です。どちらも来月から販売を開始します。

加工場を活用して青果での販売以外に「黒ニンニク」「干しタマネギ」も作ります。

最後に河屋久保(下段)の畑です。

ずっと先の方に見える黒い屋根の手前はキクイモを植えています。その隣にはラッキョウがいます。

でも、ほとんどの部分は栽培に利用できていません。実は回りは田圃ばかりです。4月から稲作準備が始まり疎水から田圃に水が引かれます。すると、自然にこの畑にも水が染み込んできて、とても畑にはできませんでした。染み込んでくる水の入り口部分に耕盤を穿つ幅30cmの溝を掘り、そこに水が溜まり侵入を防ぐイメージで対策したことが功を奏しました。どこまで畑にできるかわかりませんが、これから耕してゆきたいと思います。

これから先、ニンニクの栽培面積を増やしたいと思っています。比較的連作障害の出にくい作目に絞り込みつつ約一反の栽培面積の中でなんとかなると良いのですが…⁈