9月の畑

9月の農作業のハイライトは「タマネギ」の育苗と「ニンニク」の植え付けです。

カッチンガーデンの1年はここから始まります。来年6月の収穫に向けた9カ月にわたる長期間の栽培が成功できるよう、植付けの圃場を沖長澤の畑にスイッチしました。

タマネギ、ニンニクは連作障害の出にくい野菜です。それで、昨年、一昨年は河屋久保の圃場で連作してきました。しかし、今年は収穫前の4月下旬から一気にサビ病が広がって、満足な収穫が得られませんでした。その対策としての圃場スイッチです。

9月6日に播種した早生種のタマネギの種が1週間後には発芽し、11月中旬の植付けに向け育っています。9月19日に播種した赤タマネギと晩生種のタマネギも、約1週間で発芽したのでコモを剥がしたところです。こちらは11月下旬の植え付け予定です。

植付け時点での苗の葉数と軸の太さが大切で、3葉以上と6〜8mmが育苗期間60日前後で育つタイミングです。

ニンニクは条引きで条間20cmの植え条を起こし、株間15cm・深さ5cmに植え付けます。

前工程の土づくりでは、植付け2週間前に、牛糞堆肥を2kg/平米、牡蠣殻石灰0.2kg/平米、天日原塩0.05kg/平米を基本にしています。

また、元肥は植付け1週間前に、発酵鶏糞0.3kg /平米、なたね油粕0.1kg/平米、熔燐0.05kg/平米を全面散布し耕耘します。

この他で、9月末時点で畑にあるものは、

実物ではナス、秋どりキュウリ、鷹の爪、ラッカセイ。

根物ではキクイモ、サツマイモ、ニンジン、カブ、ダイコン。

葉物ではスイスチャード、クウシンサイ、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、モロヘイヤ、ザーサイ。

などです。

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