12月の畑

強い風に管理機置き場の壁が吹き飛ばされて12月が始まりました。3年も経過すると過酷な環境に揉まれて脆くなっていた様です。

天候不順のこの頃、管理機が濡れては大変なので、何はともあれ補修を優先して手当てしました。

収穫も終わり畑は寂しくなっています。今年一年の締めくくりは圃場の片付けです。

濡れた畑の土はなかなか乾かず重い。その土にへばり付くようにびっしり生えている草は、底冷えのする空気に包まれながらも耐えてじっとしています。小さな管理機ですがその力は人力を遥かに凌ぎ、そんな土をどんどん耕し、草をすき込んでくれます。

冬を越して育つ野菜は「ニンニク」「タマネギ」「ラッキョウ」「ソラマメ」「のらぼう菜」で「ソラマメ」以外はむき出し、丸裸で耐えられます。

年内収穫のはずがそれに至らず、かといって抜いてしまうのももったいなくて、残している「カリフラワー」「ビーツ」「芽キャベツ」が悔やまれます。

徳佐の霊峰「長門富士」こと十種ヶ峰に見守られて今年も農作業を無事終えることができました。感謝です。