10月の畑

10月には鷹の爪、サツマイモ、ニンジン、ラッカセイの収穫時期を迎えました。作業場に持ち帰り出荷調整に精を出し、お客様にお求めいただきました。もちろん、我が家が一番に味見をしての上ですが。露地栽培の良さは旬の一番いい時に完熟したものを収穫し、お届けできるという点だと思います。

試し掘りで出てきたサツマイモは少し成長しすぎかなという感じで、すぐに収穫だと思いました。一株に3〜5本の出荷サイズが付き、残りは自家消費用の小さなものが数本ついています。56mの畝をスコップで掘り上げて行くので息子の手も借りて4日で収穫を完了できました。刈り取った蔓は堆肥置場に積み重ね、糠を掛けて踏み込んで、畑に戻してみようと思います。

陽に当てて乾かした後、土を落として出荷できるように調整するのは風のよく通るところでやらないと、土埃が大変です。

常備菜のタマネギはいつも早生品種と保存の効く晩生品種、そしてサラダの彩りに使える赤タマネギを植え付けています。その早生品種の苗が育ってきたので来年3月下旬の収穫に向け栽培畝に定植しました。来月には残りの品種も定植しますので畑の空き畝も減り、厳しい冬に向けての栽培もひと段落ということになります。

現在畑にあって成長を続けているのはジャガイモ、ビーツ、ニンニク、カブなどです。

10月から栽培を開始したものは、畑に直接播種したダイコン、シュンギク、実エンドウ、ホウレンソウ、そしてセルトレイ栽培のハツカダイコン、ポットに播種・育苗するソラマメです。今年の播種はこれで終わりとなります。