3月の畑

桜も例年になく早い開花で、徳佐でももう満開を迎えています。日差しも強く畑の草も元気良く新芽を伸ばしてきていて、いよいよ草との戦いが始まるなということを実感しています。それに加え、昼夜の寒暖差が厳しく霜害の心配も悩ましいことです。

気がかりなことはいろいろあるにしても、やはり春の到来は生きとし生けるものの息吹を感じ、心身の充実感が込み上げてきます。

 

 さて、のらぼう菜の収穫を始めました。この「のらぼう菜」は本場神奈川県川崎市菅(すげ)の故髙橋名人の種をご好意で頂戴し、徳佐の畑で栽培しているものです。出版されたご本を読んでの栽培も2年目を迎えました。1年目は苗作りで「大苗」を育てられず、立派な「のらぼう菜」はできませんでした。しかし、2年目で思わぬ発見がありました。菜の花畑よろしく花が咲くにまかせ、それが実を結びあたり一面に種を飛ばしたものから自然に芽が出て育ってくれたのは、間違いない大苗の「のらぼう菜」だったのです。徳佐の気候に順応して育ったればこその成長。育苗することなく自然に任せた?のが功を奏したわけです。

ニンニク、タマネギがグングン育ち始めました。

特に、ニンニクの3月5日と直近の写真を見比べると、たった1カ月弱で、ここまで大きくなるものかと目を見開かされます。例年より高い気温のなせる技でしょうか?

他にも、ソラマメが花をつけ始めました。ニンジン、ジャガイモ、ダイコンは今から芽を出してきます。