10月の畑

キクイモの地上部の茎葉が8割方枯れ上がっていたので、例年より約1ヶ月早いのですが、10月28日に収穫しました。

株元から30cmくらい手前で、真下方向にスコップを足で押して差し込み、土を除けて行く作業を、まず畝幅方向に進めます。続いて、現れた畝断面の下に同様にスコップを畝前方に差し込み、土を除き前進して行きながらイモを探します。この作業の繰り返しで植えた畝を全て掘り起こすわけで、相当重労働です。

白い生姜のような形状のキクイモが見えてくると傷つけないように慎重に掘り取ります。午後の半日を使って二人掛かりで約2コンテナほどのキクイモが採れました。

キクイモを収穫したことで、カッチンガーデンとくさに残っているのは、来年6月収穫予定の3年ラッキョウだけです。これから冬場を使って圃場の整理を進めて行く予定です。

ところで、これから先は自宅脇にある約30平米の菜園で自家用野菜を栽培し、楽しむ予定です。

そのためにそこを耕してみました。結果、耕土が15cm弱の深さしかないことと、その下はごろた石がびっしりの赤土層であることが分かりました。

耕土層を確保するため幅1m奥行き4mの区画を40〜50cmの深さに掘り、ごろた石は手で除き、土は10mm目で篩い分けました。掘り起こした容積の約5割は石でした。底に腐らせたさつまいもの蔓を敷き、土を埋め戻し、牛糞堆肥と籾殻を入れ、さらにその上に土を被せ、層にして挟みました。この後、不足する土はきめ真砂と腐葉土を7対3の比率で混ぜて一番上に積み上げるつもりです。その後、牡蠣殻石灰や牛糞堆肥、そして元肥を入れ管理機で耕耘した後畝を立て、時期的には少し遅くなってしまいましたがニンニクを植える予定です。

きめ真砂を手に入れるため、生まれて初めて採土場に行きました。山一つを掘り尽くすスケール感と強力な重機パワーに圧倒されました。